入学式の時期になると話題になるのが、大学の入学式に親が出席することの是非です。
入学式については、無理に参加してもらうものではないので、親御さんが参加したいと言い、子供さんが嫌でなければ出席しても良いのではないでしょうか。
子供が親の出席を嫌がるのは、親の過保護とは直接の関係はなく、若者の自立心から出る自然な気持ちだと思います。
おそらく遥か昔から親子はそうしたものだったのでしょう。だからといって、親は出席すべきではない、というのは少し乱暴な結論ではないでしょうか。
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大学の入学式に出席する親は多い
聞くところによると、現状では親の出席は非常に多く、両親、兄弟姉妹、祖父母まで参加する家庭もあるそうです。
大学によっては入学式後に保護者向けの説明会を行うところもあります。
入学式が土日に行われる場合は、特に参加者が多く、遠隔地から一人暮らしをする学生の場合、新生活の準備、保証人や引越しのお手伝いのために上京され、そのついでに参加される親御さんもいらっしゃいます。
今では、大学の入学式に保護者の出席は当たり前なのでしょうか?
大学の入学式に親が出席するのをどう思う?
幼稚園の入園式から始まり、小学校・中学校・高校の入学式と卒業式。親が出席することは当たり前でした。
大学になると、「それは過保護」というのには、賛否両論あります。
学校の入学式については「いつまで親が出席するか?」という質問があります
この質問に対しては、高校までという回答が多かったそうです。
・大学の入学式にまで親が付いて行くのはどうなのか?
という意見が多数で、一般常識としては大学入学時の年齢は18歳か19歳ですから、両親、祖父母などが入学式に出席して校門前で記念撮影をする姿に、呆れる人もいるでしょう。
ですが、過保護だと言っているのは、どちらかと言えば第三者的な立場の方々で、いざ自分の子供が大学に進学が決まるとどうでしょうか。
大学の入学式に親が付いて行くのは当たり前、なぜダメなのか、という考えになるでしょう。
私個人の考えでは、大学生になる子から入学式には出席しなくて良いと言われると、「大人」になるんだなと、感慨ひとしおで嬉しいです。
逆に出席しても良いよと言ってくれても嬉しいです。
子供はいつまでたっても子供ですが、過保護的な子供扱いをしなければ良いだけのことです。
大学の入学式に親が付いていく理由は、過保護に子供のお手伝いをしたいわけではありません。(中には只々過保護な親もいるかも?)
過保護的に何でも世話をして上げるという態度でなく、今日から大人の仲間入りとして接することができるかどうか、親の意識が問われるのが入学式ではないでしょうか。
もう大人なんだから出席しないという親も立派ですし、大人になる節目として出席して祝って上げるということも良いことではないでしょうか。
・おかしな学生はいないか
・大学事務局や大学生協のサービスは充実しているか
・無責任な大学ではないだろうか
・高い授業料や施設拡充費その他諸々の学費のスポンサーとして_
これまで、子供が受験勉強に頑張る姿を応援してきた親としては、大学の入学式には是非、出席したいと思います。
これからは高い学費を出すわけなので、一度この目で大学を見ておきたいという、親御さんの気持ちもとても理解できます。
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大学では親の入学式参列をどう思っているか
現在、多くの大学で保護者席が用意されています。事前案内に書いてあると思いますが、保護者席には2名までとか1名までとかの制限をしているところもありますので読んでおいて下さい。
大学側は親の入学式や卒業式の参加には前向きのようです。
まとめ
- 親が大学の入学式に出席することは、今では別に過保護ではありません
入学式後の保護者会は、子供が学ぶ大学について知る最後のチャンスになるわけで、参加して良かったと言われる方も多いです。
親は関係ないことではありますが、教授の紹介、授業や単位、成績について、かなり詳しい説明があり、親御さんとしては安心できるようです。
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