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花見は火気厳禁の場所が多い

花見は火気厳禁の場所が多い

 

お花見は日本人の大好きなイベントの1つ。バーベキューをしながら、お花見ができれば楽しみも倍増します。

しかし、お花見しながらバーベキューが可能な場所というのは限られており、一般の公園や緑地、河川敷については、基本使用禁止か、火気使用の制限や、細かい注意事項があります。



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公園の管理事務所に火気厳禁かどうか問い合わせる

お花見をする公園などでバーベキューが可能かどうかは、管理事務所に聞かなければわかりません。

桜の名所になっているような公園では、ローカルルールが決められている事が多いです。

普段は直火厳禁になっていても、花見シーズンだけはコンロ使用が認められている公園や、許可が必要な場所もありますから、市区町村の役所に確認しないといけません。

 

お花見シーズンになると、桜の木の下にシートを敷いて場所取りをしている人がいますが、これもダメです

ご存知ですか?桜の根が死んでしまうからです。

花見でバーベキューするときの火気とは何?

花見でバーベキューするときの火気の取り扱いに注意

 

火気厳禁」の火気とは、どんなものを指すのか明らかにしていきましょうね。

 

  • 直接裸火をもつ物
  • スパークが出るもの

 

とありますから、原則的には煙草の火やライターの火は火気と見られるでしょうし、IHコンロでの調理は、火気の使用にはならないという事でしょうか。

元々、火気の定義は、ケースによって曖昧だったり、条例自体にグレーゾーンがあったりします。

 

    • 例えば、火気使用の注意事項の中に、良く次のように書かれていますね。
  • 直火禁止
  • 必ずカセットコンロやグリル等を使用する
  • 地面に熱が伝わらないようにする

 

しかし、河川敷等ではOKのカセットコンロも、一般の公園等では裸火とみなされ、禁止対象になりやすいです。

これは人が集まる公園などでの安全確保のためだったりします。

カセットコンロは、屋外で強風を受けると、爆発の危険があったりしますので、プロパン同様取り扱いには十分な注意が必要なのです。

また、「直火」とは地面で直接火を起こすことです。

河原などで石を組み合わせて作るカマドも禁止という事です。

地面で直接火を起こすと火災、景観を損ねる以上に、地中の生き物や植生に悪影響がありますので、最近はほとんどのキャンプ場でも禁止され、直火禁止は常識になりつつあります。

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花見でバーベキューのできる場所とは

 

最近では、バーベキューを禁止する地域が、大幅に増えています

しかし、大阪城公園のように、花見シーズンだけは、バーベキューができる場所も幾つかあります。

花見とバーベキューが一緒に出来る場所は大変貴重なので、バーベキュー禁止にならないよう、注意事項やマナーはしっかり守りましょう。

 

 

バーベキューを楽しむにあたっての注意事項

  • 指定された場所以外ではバーベキューは禁止。
  • 午後9時までにバーベキューを終了する。
  • バーベキューには、を利用したバーベキュー用コンロ、グリル等の器具を使用。

    炭を使うバーベキューコンロは火気厳禁の場所でも許可が出る
     グリルに関しては足つきのものなど、熱が地面に直接伝わらないものでないといけません。

     七輪などを地面に直接置いてのバーベキューは禁止

    火気厳禁のお花見は七輪使用禁止

  • カセットコンロの火気の使用は禁止。

    カセットコンロ禁止

  • バーベキューに必要な器具や材料は持参、使用後は全て持ち帰る。
  • ごみは必ず各自で持ち帰る。

バーベキューを禁止する場所が増えた原因は何でしょう。

路上駐車が増えたり、朝早くから夜遅くまで無駄に大声で騒いだり、花火などをして、他の利用者や、近隣住民などに多大な迷惑をかける事。

バーベキュー等の後の洗い物を川で洗ったり、ゴミや汚れを川に流したり、ゴミを放棄したり。

マナーを守らないから、禁止区域が多くなるんです

 

まとめ

屋外でのカセットコンロ等の火気の使用は、常識の範囲内でと言う事になるでしょうが、火気厳禁の場所や、火気使用禁止となっている所では、当然使用できません。

河川敷や緑地、公園も基本使用禁止か、火気使用の制限があります。

その他の場所での使用の可否は個人個人の判断になりますが、問題が発生した場合は責任を問われる事になるでしょう。

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