一年に一度の母の日や父の日、カーネーションや薔薇の花を贈るのは何故?
毎年5月の第2日曜日は、お母さんに日頃の感謝を伝える、母の日です。
母の日の定番と言えば、お母さんにカーネーションをプレゼントする事ですが、カーネーションの色はどのようにして選んでいますか?
カーネーション共通の花言葉は、愛・女性の愛・感覚・感動・純粋な愛情です。
今年の母の日は、お母さんへの感謝の気持ちによって、カーネーションの色を決めましょう。
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母の日にカーネーションを贈るのはなぜでしょう
母親に感謝し、母の日にお祝いをするという事は、古代ギリシャ時代にもあったと言われています。
神々の母をたたえるお祭りが、母の日の起源になったという説あります。
17世紀のイギリスでは、復活祭の40日前の日曜日に、母親と過ごせる様に出稼ぎ労働者を里帰りさせる習慣があり、それが母の日になったという説。
世界各国に昔からあったのです。
現代のような母の日の習慣ができたのは、20世紀の初めごろにアメリカから始まったと言われています。
アメリカに住むアンナ・ジャービスという少女が、苦労して育ててくれた亡き母に、感謝の意味を込め白いカーネーションを祭壇に飾りました。
それが母親にカーネーションを贈る習慣になり、5月の第2日曜日が国民の祝日に定められたのです。
日本に広く母の日が伝わったのは、大正時代です。キリスト教関係者や団体を中心に、広まっていきました。
昭和の初めから戦後までは、当時の皇后誕生日である3月6日が母の日とされていました。
戦後から5月の第2日曜日が母の日になりました。
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母の日のカーネーションの色について
- ○ 赤いカーネーション :母の愛 ・愛を信じる ・熱烈な愛
母の日にもってこいの花言葉です。
しかし、黒に近い赤色のカーネーションや、紫色、茶色はネガティブな意味の花言葉になりますので要注意です。 - ○ ピンクのカーネーション :感謝 ・上品 ・気品 ・暖かい心 ・美しい仕草
ピンクも母の日の感謝を伝える贈り物としてはぴったりの花言葉です。 - △ 黄色のカーネーション :軽蔑 ・美 ・嫉妬 ・愛情の揺らぎ ・友情
淡い黄色は綺麗で可愛いですが、ネガティブな花言葉が多いので避けた方が良いかも知れません。 - △ 白いカーネーション :尊敬 ・純潔の愛 ・私の愛情は生きている ・愛の拒絶
尊敬や純潔といった素敵な花言葉ですが、白いカーネーションは亡くなったお母さんへ贈るものです。
母の日にカーネーション以外の花を贈る
母の日には、毎年同じではなく、カーネーション以外の花を贈りたい方もいらっしゃるでしょう。
でも、何でもいい訳じゃなくて、感謝を意味する花言葉の花が良いですね。
- ガーベラ
ガーベラの花言葉は、希望、前向きに、と言った、明るく未来を思わせる意味があります。特にピンクのガーベラの花言葉は、感謝、思いやり、です。
実は、ガーベラは綺麗な色が多く、女性にとても人気のお花で、母の日にチョイスする方も多いようです。
- ダリア
ダリアの花言葉は、華麗、優雅、気品と言った、上品なイメージです。母の日にありがとうと伝えたいのなら、ダリアが一番おススメと言えます。
ダリアには、疲労回復、精神状態を安定させてくれる、疲れをとるといったヒーリング効果があるとされています。
母の日のプレゼントに最適ですね。
まとめ
- 母の日にカーネーションや薔薇の花を贈るのは何故でしょう。
- もともと、カーネーションも薔薇の花も、胸につけるものだったようですが、日本ではそんな習慣がなかった為、プレゼントするようになりました。
- 一年に一度の母の日や父の日には、両親にきちんと感謝の気持ちを伝えましょう。
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